とりとめのないブログ・・・

税理士・中小企業診断士・CFP 篠川徹太郎事務所

大川周明と古民家山十邸

戦前の思想家でありA級戦犯であった大川周明の住んでいた家が、神奈川県の愛川町にあり、古民家山十邸として保存され、一般に公開されているということを知り、家族で行ってきました。

続きを読む

ゆるキャラに負けない!

え~、深夜番組には時々面白いものがありますが、最近ではみうらじゅん安齋肇の二人が日本中のゆるキャラにいじられつつご当地の観光PRを行うという 「ゆるキャラに負けない!」 がマイブームでございます。

続きを読む

美容院の 「面貸し」

消費税の増税に伴い、論点としてさらに重要度を増しているのが給与と外注の区分だと思います。

納税者としてはその支払をなるべく外注費として課税仕入れの対象としたいところですが、税務調査により給与と認定されると、課税仕入れの取り消しならびに源泉所得税の追加徴収が行われる ・・・・ これはかなり痛い結果です。

最近、法人が塾講師または家庭教師に支払っている金額が外注費ではなく給与であるとした判決が出て、参考になります。 (タビスランド判例速報 2014/02/25

個人的に相談を受けた事例として、美容院における 「面貸し」 といった勤務形態があります。 「面貸し」 により外注費として税務申告するためには一定の要件をクリアしなければなりませんが、美容院の経営はどこも苦しいので、消費税の節税は死活問題です。 合法的な消費税の節税を図るために 「面貸し」 の考え方を活用するのはアリだと思います。

shinokawa-office.com

「原価計算基準」 批判

昨年からずぅ~と悩んでいて未だによく分からないのは、製造業におけるたな卸資産 (仕掛品および製品) の問題。

そのきっかけは、稲盛和夫さんの 「実学 経営と会計」 を読んではっとさせられたこと。

アメーバ経営において、原価計算による原価管理を行わない ・・・ (なぜならば) 原価計算で出てくる仕掛品や完成品の価値とは、それをつくるために費やされた費用の総計にすぎず、それを購入して使う客先にとっての価値ではない。 (したがって) 支出した製造費用から原価計算によって評価される仕掛品価値を差し引いて製造原価を計算するようなことはしない (のであり、その代わりに) 売価に着目して売価還元原価法にもとづき仕掛品や製品を評価することにしたのである。

会計上は、製造業について 「原価計算基準」 に基づいた原価計算を行うのが長年の常識であり、稲盛さんのアメーバ経営はこうした常識に真っ向から楯突いているようなものです。

原価計算基準」 は昭和37年に制定されて半世紀以上も経っているのに未だに一度も改訂されず、会計士試験や簿記検定試験の拠り所になっている誠に権威ある考え方です。それゆえ、「基準」 で定められた以外の方法をよしとするのであれば、会計人のはしくれとして、その根拠を示す努力はしなければならないと思う。

続きを読む

SkyDrive とか Outlook.com とか

さる人と会話して、パソコン環境の改善意欲が猛然とわいてきた今日この頃です。

それで、今までこっそり気になっていたマイクロソフトクラウドサービス SkyDrive や Outlook.com というウェッブメールの様子を見てみることにしました。

これは ・・・・ かなり使えそうですね!

SkyDrive のようなクラウドサービスをマイクロソフトが行うと、エクセルやワードとの連携といった具体的なメリットがはっきりと見えてくるので、積極的に使ってみたいと思わせるものがあります。

また、Outlook.com もインターフェイスがごくシンプルで、好感が持てます。広告が表示されるといっても、実際はマイクロソフトの説明みたいなものなので、目障りというほどのものではなく、ほとんど気にならないレベルです。

マイクロソフトwindows 8.1 について、良く言う人にはあまり会ったことが無いけど、結構いい仕事をしているんじゃないかと思ったのでした。

shinokawa-office.com

消費税増税に係る経過措置

先日、「消費税転嫁対策特別措置法」 について話す機会がありました。

この法律については、ガイドラインなども踏まえつつなるべく分かりやすくお話をさせていただいたつもりなのですが、元々の消費税法について、特にその経過措置のうち 「リース取引」 や 「資産の賃貸借契約」 について充分に理解していなかったこと、反省しております。。。

そこで、これらについて調べた内容をまとめてみることとしました。

続きを読む