とりとめのないブログ・・・

税理士・中小企業診断士・CFP 篠川徹太郎事務所

2大政党制 無理があったのでは

昨日の毎日新聞 「みんなの広場」 に興味深い投稿があったので、紹介したいと思いました。

小選挙区による2大政党制の弱点が見えてきたのではないか。自民党長期政権を終わらせるのには功績があったが、交代後2年もしないうちに首相が2人目というのは異様である。 ・・・・・ こうなったからには中選挙区制に戻し、政党本位ではなく、人物本位で選ぶ。そして連立政権を基本としながら、役人と協調できる凡庸な政治でいいと思う今日このごろだ。

2大政党制が民主主義のお手本であるかのように言われていますが、結局はイギリスの真似をしようとしているだけのような気がしてなりません。そして、イギリスで2大政党制が機能している (機能していた?) 最大の理由は、労働者階級とブルジョワ階級の区別が抜き難く存在しているからだと言われています。

一方、日本のバブルの頃は 「一億総中流」 などと言われ、イデオロギーの対立など (メインストリームの政治においては) どこにもないわけで、そんな国に2大政党制などを持ち込んでも上手くゆくわけがない ・・・・ そう思うのです。

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