とりとめのないブログ・・・

税理士・中小企業診断士・CFP 篠川徹太郎事務所

財務金融アドバイザー講座

税理士会の推薦で、一般社団法人資金調達支援センターが実施している 「財務金融アドバイザー講座」 という通信講座を受講しています。

この講座、関東信越税理士会の旗振りで発足したようですが、我々税理士にとって大変に有意義なもので、この講座を企画された方々に感謝したいと思います。

この講座の目的のひとつに、経営改善計画についての理解を深めるという点があります。

私も顧問先と同行して金融機関に融資申し入れを行うことがありますが、以前に金融機関の担当者から 「経営改善計画は作成してますか?」 と聞かれ、「そ~んなものは作っていません」 などと (偉そうに!) 答えていたわけです。。。

しかし、金融機関にとって経営改善計画というのは重要な意味を持っているんだということ、少しは理解してきました。

焦点となるのはやはり、平成25年3月末まで期限が延長された金融円滑化法でしょう。

しかし、経営改善計画の作成を金融円滑化法の出口戦略としてのみ捉えるのはいささか視野が狭く、むしろ、苦境に陥った会社が運転資金を借り入れる際の必要条件として位置付けられつつあるような気がしています。

私事、昨年の9月から12月まで、知り合いの方のご厚意により、会計士や税理士および中小企業診断士の皆様と一緒に、事業再生についての勉強会を行ってきました。

事業再生の際に求められるデューデリジェンス (財務DDおよび事業DD) と経営改善計画は、基本的には全く同じものです。

今後はこうした経営改善計画の作成や財務デューデリジェンスの実施といったスキルをもっと伸ばしてゆきたいと思っています。

今年の目標です!

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