2010-12-05 宮部みゆき 「模倣犯」 書評(本と映画) いまさらかもしれませんが~~ 宮部みゆきの 「模倣犯」 読みました。 面白かったです! 文庫本で5冊。。。長かったといえば長かった。。。 でも、この長さは時間的な長さではなく、心理描写の厚み。。。 後半にかけて、心理描写のドライブ感というか狂躁感というか、あの 「カラマーゾフの兄弟」 を彷彿とさせます。 テーマは 「悪」。。。その掘り下げ方は見事だと思います。 以前から、宮部みゆきさんは好きな作者だったのですが、この本を読んで畏敬の念を強くしました。 今後とも、力作や名作を期待できると思います!! shinokawa-office.com