子ども手当認定請求書
「子ども手当認定請求書」 なるものが手許に届いた。
10月から 「子ども手当」 が変わります 申請をお忘れなく!!
などと書いてある。
80円切手を貼って早急に返送しなければ、手当の認定が遅れる場合もあるそうだ!
しかし ・・・ 何がどのように変わったのか、子ども手当以前の児童手当との比較において、改めて整理してみたいと思う。 なお、表中の子ども手当や児童手当の金額などは全て月額です。
名称および支給期間 | 子ども手当 (改定後) | 児童手当 (従前) | 差額 (1人分) | |
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平成23年10月 ~ | ~ 平成22年5月 | |||
0歳以上3歳未満 | 15,000 円 | 10,000 円 | 5,000 円 | |
3歳以上 小学生以下 | 第2子まで | 10,000 円 | 5,000 円 | 5,000 円 |
第3子以降 | 15,000 円 | 10,000 円 | 5,000 円 | |
中学生 | 10,000 円 | 0 円 | 10,000 円 |
一方で、以前の記事 「再度、年少扶養控除の廃止と子ども手当」 において、子ども2人のご家庭を例に、年少扶養控除の廃止による増税額を試算してみたのですが、その結果は下記の通りでした。なお、増税額については年間分の金額です。
shinokawa-office.hatenablog.com
年収 | 300万円 | 500万円 | 800万円 |
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年間の増税額 (国税分) | 37,800 円 | 41,900 円 | 152,000 円 |
年間の増税額 (地方税分) | 66,000 円 | 66,000 円 | 66,000 円 |
年間の増税額・合計 | 103,800 円 | 107,900 円 | 218,000 円 |
こうしてみると ・・・・ 子ども手当って一体何なんだ?! と、思います。
世紀のおバカ施策として、歴史にその名を残すことになるのでしょうか!?