以前の記事で国境調整税について記しました。
shinokawa-office.hatenablog.com
輸出免税が組み込まれている付加価値税(日本の消費税)に対抗するための興味深い試みだなぁと思っておりましたが、米国では導入見送りを決定したとのことです。
私の理解では、国境調整税は欧州(ドイツ・フランス)主導の付加価値税への対抗策として 米国内で検討されてきたものです。導入に関して、欧州各国が当然反対するなか、国内をまとめきれなかったようです。
さて、フランス大統領選挙でマクロン氏が圧勝し、ドイツでもメルケル女史の指導力に陰りは見えません。
一方で、イギリスのメイ首相は6月の選挙で敗北し、EU離脱交渉は不透明感を増しています。また、アメリカのトランプ政権では内輪もめが終息する気配がありません。